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臨床研修プログラムの紹介動画です
【2年間を振り返って】
2019年3月をもって霧島市立医師会医療センターでの初期研修が無事修了しました。
2年前入職したての頃は、机上の勉強と医療現場のギャップに戸惑うことが多く無事研修を完遂することが出来るのだろうかと思い悩むことがありました。そんな時は指導医の先生方の働きぶりを見て励まされ、何とか頑張れました。治療に苦慮する症例や緊急の対応で忙しい中、丁寧に学術的なことを教えてくださいました。
また一方で患者さんとの対応や手技に不安を感じているときには背中を押して積極性を引き出していただきました。指導医の先生だけでなく多くのコメディカルの皆さんの支えもあり、おかげさまで沢山のことを研修中に経験でき、医師としての生活にそれが活きていると今になってしみじみと思います。
ひとりひとりの個性を大事に全力でサポートしていただき、ここまで育ててくださった霧島市立医師会医療センターの先生方はじめ全スタッフの方々には心から感謝いたします。
さらに、鹿児島県内外の協力型病院での研修で、色々と経験させていただけたことも自分が成長できた大切な財産となっています。本当に霧島市立医師会医療センターで研修が出来て良かったと思います。
私は鹿児島大学の消化器内科に入局しましたが、今後も自分の予想もつかないようなことが待ち受けていると思いますが、この2年間の研修を糧にこれからも精進してまいります。2年間、ありがとうございました。
自分は将来専攻する科を決めないままに、この病院での初期研修を選択しました。
医師として、まずは問診と身体所見を重視して臨床推論する思考過程を学ぶことが優先だと考え、
内科が細分化されていないこの病院は最適だと感じました。また指導の下で積極的に多くの手技を行う機会をもらえるということも魅力でした。
自分の知識や考えが深まっていることを確認するのはとても難しいですが、手技が少しずつできるようになることで自分に自信を持つことができ、そのことがもっと勉強したいという意欲につながります。
そして、この病院は研修医の受け入れが毎年4人と少なく、個々の研修医の希望に高い満足度で配慮してくれることも大きな特徴です。診療科ローテーションは条件を満たせばフレキシブルに選択できます。そして協力型病院が充実しており、都市部に少しだけでも研修に行きたいという方にはまたとない機会をもらえます。
とつらつらと述べながらも、この病院に決めた一番の理由は何?と聞かれて、私はよく困ることがあります。私は病院見学で自分の志向とこの病院・人の雰囲気が一致しているということを肌で感じ、それが研修決定の決め手となりましたが、それを的確に言葉にするのは難しいためです。そのような経験を皆さんもどこかでしたことはあるのではないでしょうか。
とりあえず、病院見学に来てみませんか。職員一同心よりお待ちしております。
これを書いてる今、研修医になって3ヶ月が経とうとしているところです。
私はこの3ヶ月間を消化器内科で研修させていただきました。3ヶ月を振り返って思う当院の魅力は手技をしっかり学べることです。
当院の消化器内科では上下部内視鏡やエコーなど消化器疾患における一般的な検査を毎日経験することができます。最初のうちは臨床の場に出たばかりの自分が実際の患者さんに対して何ができるのかとても不安な気持ちでしたが、指導医の先生だけでなく上級医の先生方やコメディカルの方を含めた消化器内科全体で指導にあたってくれるため、ミスをしてもフォローをしっかりしていただけるという安心感があり、失敗を恐れず安心して学ぶことができます。
また、当直の時は消化器内科の先生だけでなく、他の診療科の先生と一緒になる事もあるのですが、どの先生も一つひとつ丁寧に教えてくださるのでとても勉強になっています。
研修医としても社会人1年目としてもまだまだ未熟でわからないことだらけですが、この環境であれば確実に医師として成長できると思っています。
研修先を決める上での条件は人それぞれだと思います。立地条件や診療科の種類などは今の時代インターネットで簡単に調べることができますが、病院の雰囲気やそこで働く人たちの人柄は実際に見学してみないとわかりません。少しでも当院に興味を持っていただけたならぜひ足を運んで頂き、この文章からは伝わらない当院の魅力を感じて欲しいです。